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2026.10.15着付け

着付けの補正はなぜ必要?タオルを巻く理由

着付けのときにタオルを巻かれて、「太って見えるのでは」と思われた方へ。あれには理由があります。着物は、体の凹凸をなくしたほうがきれいに着られます。補正の話をします。

着物は「寸胴」がきれいです

洋服は体の線を見せる服です。着物は逆で、まっすぐな筒に近いほうが美しく見えます。

くびれや胸の高さがあると、そこで生地が余ったり引っ張られたりします。結果、シワが寄り、着崩れやすくなります。

補正は「太らせる」ためではありません。生地をまっすぐ落とすためです。

どこに入れるか

場所なぜ
腰(ウエスト)くびれを埋めて、腰紐がずれないように
胸の下段差をなくし、衿元を落ち着かせる
背中(肩甲骨の下)猫背ぎみの方は、ここで帯が安定します
鎖骨のくぼみ衿が浮く方に

すべての方に全部入れるわけではありません。体型を見て、必要なところだけです。

痩せている方ほど、補正が要ります

意外に思われますが、そうです。凹凸が大きいほど補正が必要になります。

  • 細い方──くびれが深いぶん、腰の補正が要ります
  • 胸が大きい方──胸の下の段差を埋めないと、衿元が浮きます
  • ふくよかな方──もともと寸胴に近いので、補正は少なめです

「補正が多い=太っている」ではなく、むしろ逆のことが多いです。

暑くないですか

正直なところ、夏はタオルの分だけ暑くなります。そのため、季節と場面で量を調整します。

  • 夏・浴衣──最小限に。薄手のものを使います
  • 長時間の行事──崩れにくさを優先して、しっかりめに
  • 短時間・撮影だけ──控えめでも成立します

暑さが心配な場合は、ご予約のときにお知らせください。

タオルは持っていくべき?

補正用のタオルはサロンでご用意しています。お持ちいただく必要はありません。

ご自分で用意される場合は、薄手のフェイスタオルが使いやすいです。厚いバスタオルは、かさばるわりに調整がききません。

持ち物は 着付けに必要なもの一覧 にまとめています。

補正をすると、どう変わるか

補正ありなし
見た目線がまっすぐ落ちる腰まわりにシワ
崩れにくさ紐がずれにくい腰紐が落ちてくる
帯の安定まっすぐ巻ける斜めになりやすい
苦しさかえって楽紐を強く締めることに

最後の行が意外かもしれません。補正があると、紐を強く締めなくても留まります。補正なしで崩れないようにしようとすると、その分きつく締めることになり、苦しくなります。

よくあるご質問

Q1. 補正をすると太って見えませんか?

見えません。むしろ線がまっすぐ落ちて、すっきり見えます。凹凸があるほうが、シワが寄って着崩れた印象になります。

Q2. 痩せているので補正は要りませんか?

逆です。細い方ほどくびれが深く、補正が必要になります。ふくよかな方のほうが補正は少なめです。

Q3. タオルは持っていったほうがいいですか?

サロンでご用意しています。お持ちいただく必要はありません。ご自分で用意される場合は薄手のフェイスタオルが使いやすいです。

Q4. 夏は暑くないですか?

タオルの分だけ暑くなります。季節と場面に合わせて量を調整しますので、気になる場合はご予約のときにお知らせください。

Q5. 補正をすると苦しくなりませんか?

かえって楽になります。補正があると紐を強く締めなくても留まるためです。補正なしで崩れないようにするほうが、きつく締めることになります。

着付けのご予約・ご相談

ご希望のお日にちが決まりましたら、お早めにご連絡ください。七五三・卒業式・入学式はお日にちが重なることが多くなっています。

浴衣 ¥3,300/訪問着・留袖・袴 ¥5,500/振袖 ¥7,700/ヘアセット ¥4,400(税込)。福岡県糸島市 伊都の杜のサロンにて。

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