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2026.10.30着付け

夏の着物の暑さ対策

7月・8月の着物は、生地が違います。暑さ対策は当日の工夫より、何を着るかで決まる部分が大きいです。夏の着物の選び方と、着る日にできることをまとめました。

夏の着物は、生地で分かれます

時期着るもの
6月・9月単衣(ひとえ)──裏地のない着物
7月・8月薄物──絽(ろ)、紗(しゃ)、麻。透ける生地です
夏祭り・花火浴衣──肌着の上に直接着ます

7月に袷(あわせ・裏地つき)を着ると、暑さがまったく違います。生地を間違えないことが、いちばんの暑さ対策です。手持ちの着物が夏物かどうか分からない場合は、写真を送ってください。

下に着るもので変わります

  • 夏用の長襦袢──絽や麻のもの。冬用を着ると、ここで熱がこもります
  • 肌着は吸汗性のあるもの──汗を吸わせて、着物に届かせないためです
  • 補正は最小限に──タオルを減らす調整はできます。ただし外しすぎると着崩れます

補正がなぜ必要かは 着付けの補正はなぜ必要? に書いています。

浴衣と夏の着物は、別のものです

浴衣は肌着の上に直接着ます。夏の着物(絽や紗)は長襦袢を着て、足袋を履きます。見た目も着る手順も違うので、同じ「夏の着物」とまとめないでください。

夏祭りや花火なら浴衣、食事会や式典なら絽の着物。場面で選んでいただければ間違いありません。浴衣については 浴衣の着付け、自分でやる?頼む? をご覧ください。

当日にできること

  1. サロンに早めに入る──汗が引いてから着付けを始めるほうが、仕上がりが安定します
  2. 首の後ろを冷やす──保冷剤を持参される方もいらっしゃいます
  3. 扇子を持つ──荷物にならず、写真にも映ります
  4. 移動は日陰と車で──砂利や坂道は想像より体力を使います

汗をかいたあとが大事です

夏の着物でいちばん多い失敗は、脱いだあとそのまましまうことです。汗を含んだまま畳むと、シミとカビの原因になります。

陰干しして風を通してからしまってください。詳しくは 着物を脱いだあとの手入れとしまい方 にまとめています。

よくあるご質問

Q1. 9月の結婚式、何を着ればいいですか?

単衣が基本です。ただし近年は9月でも暑いので、上旬なら薄物を選ばれる方もいらっしゃいます。会場が屋内かどうかでも変わります。

Q2. 浴衣で結婚式に出てもいいですか?

浴衣は改まった席には向きません。夏の式典なら、絽の訪問着などをお選びください。

Q3. 汗をかくので、着付けは直前のほうがいいですか?

はい。ただし移動時間も計算してください。着付けは30〜40分、ヘアセットは30〜40分です。早朝のお支度も承っています。

着付けのご予約・ご相談

ご希望のお日にちが決まりましたら、お早めにご連絡ください。日にちが重なる行事は、朝の時間帯から埋まります。

浴衣 ¥3,300/訪問着・色無地・留袖・袴 ¥5,500/振袖 ¥7,700/ヘアセット ¥4,400(税込)。

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