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2026.10.15着付け

着物を脱いだあとの手入れとしまい方

着物を脱いだあと、たたんでしまうまでに何をするか。ここを飛ばすと、次に出したときにシミや折りジワが出ます。着た当日にやることと、しまい方をまとめました。

着たあとの手当てで、次に着るときが変わります
着たあとの手当てで、次に着るときが変わります

脱いだら、すぐにしまわない

いちばんやってはいけないのが脱いですぐたとう紙に入れることです。着ているあいだに、着物は汗と湿気を吸っています。そのまましまうと、湿気がこもってカビやシミの原因になります。

やることは単純で、風を通して乾かすだけです。

当日にやること

  1. 衣紋掛け(和装ハンガー)にかける──洋服用のハンガーだと肩の形が崩れます
  2. 風通しのいい場所に半日〜一晩──直射日光は避けてください。色が褪せます
  3. 汚れがないか見る──衿、袖口、裾、前身頃。汚れやすいのはこの4か所です
  4. 小物も一緒に干す──帯、長襦袢、腰紐、足袋。紐類も湿気を吸っています

干すときは一枚ずつ。重ねると乾きません。

汚れを見つけたら

自分で落とそうとしないでください。水や洗剤をつけると、輪ジミになって広がります。多くの場合、素人が触ったあとのほうが直しにくくなります。

汚れどうするか
ファンデーション(衿)触らずに悉皆屋・呉服店へ
食べこぼし固形物だけそっと取る。拭かない
雨ジミ乾かしてから相談。こすらない
汗陰干しで飛ぶことが多いです

気づいた時点が、いちばん落ちやすいときです。次に着るときまで放っておくと、酸化して茶色く出てきます。

たたみ方の基本

着物は縫い目のとおりにたたむと決まっています。ここさえ守れば、変な折りジワはつきません。

  • 平らな場所で──畳か、床に敷いた布の上で
  • 縫い目に沿って折る──自己流で折らない
  • 衿は内側に──汚れやすい部分を内側にします
  • たとう紙に入れる──直接ビニールに入れない

たたみ方が分からない場合は、着付けのときにお尋ねください。実際にお見せします。

しまうとき

理由
たとう紙に入れる紙が湿気を逃がします
ビニールは避ける湿気がこもります
防虫剤は1種類だけ混ぜると化学反応でシミになります
重ねるなら軽いものを上に下の着物が潰れます

防虫剤を着物に直接触れさせないでください。たとう紙の外側に置きます。

年に一度は、風に当ててください

「虫干し」と呼ばれるものですが、難しく考えなくて大丈夫です。よく晴れて乾燥した日に、半日ほど陰干しするだけです。

年に1回でも違います。次に着るときに「カビていた」という事態を防げます。

よくあるご質問

Q1. 着物は着るたびにクリーニングが必要ですか?

毎回は必要ありません。陰干しで汗と湿気を飛ばせば十分なことが多いです。汚れがついた場合だけ、専門店にご相談ください。

Q2. どのくらい干せばいいですか?

半日から一晩が目安です。直射日光は避け、風通しのいい日陰で。

Q3. 衿についたファンデーションはどうすればいいですか?

自分で落とそうとしないでください。水や洗剤をつけると輪ジミになります。悉皆屋や呉服店にご相談ください。

Q4. たたみ方が分かりません

着付けのときにお尋ねください。実際にお見せします。縫い目のとおりにたたむのが基本です。

Q5. 防虫剤は入れたほうがいいですか?

入れて構いませんが、必ず1種類だけに。複数を混ぜると化学反応でシミになることがあります。着物に直接触れないよう、たとう紙の外側に置いてください。

着付けのご予約・ご相談

ご希望のお日にちが決まりましたら、お早めにご連絡ください。七五三・卒業式・入学式はお日にちが重なることが多くなっています。

浴衣 ¥3,300/訪問着・留袖・袴 ¥5,500/振袖 ¥7,700/ヘアセット ¥4,400(税込)。福岡県糸島市 伊都の杜のサロンにて。

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